ワードプレスをインストールするとき、通常はMySQLというデータベースも必要とされる。でもこのSQLite Integrationというプラグインを使えば、PHP5に標準で用意されているSQLiteというデータベースでワードプレスを動かせるようになる。
これでMySQLの無いサーバー、例えばさくらのレンタルサーバライトプラン(月額換算129円・年間料金1,543円、安い!)でもワードプレスを利用できる。
また、利用できるMySQLのデータベース数が限られているサーバーで、その使用を節約することもできる。ありがてぇ。ただただ、感謝の2文字である。
利用のしかた
(WordPress自動インストールができるサーバーでも、手動でインストールした方がいいようだ。自動でやると、自動的にMySQLのデータベースも作成されてしまうので)
- WordPressとSQLite Integrationのzipファイルをダウンロードし展開(解凍)する
- WordPressのwp-config-sample.phpをコピーしwp-config.phpというファイル名に変える。そのファイルの認証用ユニークキー部分を設定して上書き保存する
- 両方をFTPでアップロード。プラグインをフォルダごとpluginディレクトリへ入れ、その中のdb.phpをwp-contentディレクトリ(2つ上)へ移動する
このプラグインを使ってSQLiteデータベースでワードプレスを動かした場合、使えないプラグインが色々ある。プラグイン作者のWebサイトに利用不可能なプラグインと代替プラグインが紹介されているので要チェックだ!
2017/4/1 WordPress 4.7.3、SQLite Integration 1.8.1 で動作確認